日本古来の左官工法

白石城の復元と震災からの復旧工事

城壁は「竹小舞」といって、壁の芯にあたる部分を竹木で組み、土壁を塗る昔ながらの方法で作られた。竹小舞は太さ3cm、長いもので3.7mの青竹を、10cm間隔に井桁に組み、シュロ縄で結んでいく。その結び目に縄を下げ、1回目の壁塗りに入り、下げた縄の一本を土壁と一緒に塗る。これを表・裏それぞれ9回塗り上げる。
壁土は片倉家廟所近くの田んぼから取り、刻んだワラを入れて1年間寝かしたものである。ワラを入れると接着しやすく亀裂が入りにくくなる。さらに寝かせることで土が凍ったり融けたりを繰り返し、細かく粘り強い土に変わっていく。

左官01

最後に漆喰仕上げをし、厚さ8寸(約24cm)の壁ができあがるのである。いぶし銀の瓦屋根に、漆喰の白壁が見事に映える。

左官02

 


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